ごめんね・・・ あなたは やさしい目でそう言った それは この世の無常に対しての あなたの懺悔かもしれない 変わらないわね・・・ うしろから 私を抱きしめる癖 私は手を回し ひげ剃り痕を慈しむ この一瞬(とき)を 感じたくて 私は自ら 堕ちていった それは 透明の心を重ね合わせ 生きている証を 確かめるためかもしれない
花火の残音が 華々しく物語を彩る それは フィナーレ・・? いえ・・・ 物語は まだ始まったばかり