小さな窓から飛び込んでくる
無数の光の粒
そのスポットライトを浴びて
君は 突然僕の心の中に現れた・・

その 君のアイアンブルーの瞳・・
どこまでも深い湖
空想の僕は 小さな石を投げ込み
繰り返す 波紋の余韻を楽しんでいる

そして 君の透き通る手を取り
鍵盤の上を 僕の指で導きたい・・
ふたりで奏でる 愛の歌・・・
たどたどしくても 君とふたりで奏でたい・・・

時々僕の方を振り返り 微笑む君の
その巻き毛に口づけて・・・
僕の胸に体をあずける君の
ライラックの香りの中で
君にささやきたい・・・

この想いが 君に届くようにと
願いを込め・・・
今日も愛の歌を奏でている